親の記念日に。還暦祝いに。結婚◯十周年記念に。
親との旅行を計画しようかな、と考えているあなた。
とても素敵です。
でも、せっかくいい旅行にしようとがんばって時間とお金をかけて準備しても、肝心の親が喜んでくれないと残念ですよね。
実は、親との旅行では、行き先や行き方に注意が必要なんです。
今回は、絶対に後悔しない行き先を決める方法をお伝えしていきますね。
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Contents
あなたが行きたいところはダメ!
「親と旅行をしよう!」
そう考えて、行き先を決めるとき、あなたはどうしますか?
高齢の親と旅行するわけですから、格安のアジア旅行とか、毎日サーフィンをするとか、バンジージャンプをするとか、そういう旅行は、まず考えないと思います。
でも、「まあ、無難に温泉とかがいいんじゃないかな」と考える人は多いのではないでしょうか。
実は、ここが落とし穴なんです。
これ、あなた主体の考え方になってるんです。
「あなたが親を温泉に連れて行きたい」、
もっというと「親を温泉に連れて行く行為をしたい」ということなんです。
もちろん、温泉が好きな人は多いですし、そのまま温泉に行っても間違いなく親孝行にはなります。
でも、私はあなたに、最高の親孝行旅行をしてほしいと考えています。
そのために、ある1つのことを考えてみてほしいんです。
その結果、温泉が最適だという結論になったら、温泉に行ってください。
旅行計画を立てるときに考えるべきたった一つのこと
さて、お待たせしました。
親孝行旅行計画を立てるときに考えるべき1つのこと、それは、
その旅行を通して、親がどんな気持ちになりたいか
です。
わかりにくいと思いますので、これから説明していきますね。
まず前提として、あなたが旅行する目的は、親孝行することとします。
親孝行とは、親を喜ばせること、満足感を与えること、すなわち幸せな気持ちにさせることですね。
ということは、あなたは旅行を通して、親を喜ばせなければなりません。
では、親はどうしたら喜ぶでしょうか。すなわち、どういう感情になれば喜ぶでしょうか。
これについては、今親にどういう感情が足りていないかを考えたらわかりやすいです。
あなたの親はどのタイプ?考えられる3パターン
親は下記の3パターンのことを考えている可能性が大きいです。
わかりやすく、事実、理由、解決策について書いてます。
すなわち、解決策に書いた感情が得られれば、親は喜び、充足感を得ることができます。
もちろん3パターン以外もありますし、分ける必要はないのですが、最初はどう考えたらわからないと思うので、あなたの親はどのパターンか、これを参考に考えてみてください。
1.
事実:最近子供や孫と会う頻度も少なく、もっと一緒にいたい
↓
理由:家族との関わりが少ない
↓
解決策:家族との繋がりを感じる
2.
事実:いつも同じ人と喋り、テレビを見て、ご飯を食べる、単調な日常に飽きている
↓
理由:日常に刺激が足りない
↓
解決策:新しいことにチャレンジする
3.
事実:毎日仕事や家事で疲れている
↓
理由:精神的、身体的に休息が十分取れていない
↓
解決策:綺麗な場所を見る、身体を休める
いかがでしょうか?あなたの親はどのパターンに当てはまりそうですか?
親が得たい感情というのは、主に不安感や退屈感、寂しさという感情に焦点を当てると考えやすいです。
こんな感じで考えると、どんな旅行をすれば親が喜んでくれそうか、何となくわかってきたのではないでしょうか?
これから各パターンについて、どんな旅行をすれば目的とする親の感情が得られるか、詳しく解説していきますね。
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1.家族との繋がりを感じたい親
家族との繋がりを感じたい。という親との旅行先は、子供や孫と、同じ時間をたくさん過ごせる場所がいいです。
例えば別荘を借りてバーベキューをしたり、温泉旅館などがいいですね。
別荘なんかも最近はAirbnbという民泊サービスで簡単に、しかも安く借りれますのでぜひ調べてみてください。
孫と遊園地に行って、孫の喜んでる顔が見たい、という元気な親なら、それも候補に入れましょう。
ここで重要なのは、このタイプの親はバーベキューがしたかったり、温泉に入りたかったり、遊園地で思いっきり遊びたいわけではないんですね。
一緒に行くあなたや、孫と楽しい時間を共有したいということなんです。
こういう視点で考えれば、大きく外れることはまずありません。
旅行先は、親と時間をたくさん共有できる場所を選びましょう。
2.新しいことにチャレンジしたい親
人生も残り少なくなってきたし、まだやったことのないことにチャレンジしたい!というアクティブな親との旅行先は、色々なアクティビティが楽しめる場所がオススメです。
こういう親との旅行には、実は先に書いたアジア旅行や、バンジージャンプも候補に入ってきてしまいます。
面白いですよね。
ぜひ、親が前からやりたかったこと、やり残したことを聞いてみてください。
ラフティング、陶芸、登山など、考えれば色々出てくると思います。
また、チャレンジといっても、北海道の海鮮丼が食べたいとか、富岡製糸場に行ってみたいとか、そういうことでも構いません。
重要なのは、親の好奇心を満たすこと、やりたかったことをやらせてあげることです。
例えば、あなたが日常的に行っている場所でも、親にとっては初めてのところがあるかもしれません。
あなたがそこに連れていってあげれば、それは立派な親孝行旅行です。
3.綺麗な場所を見たい、身体を休めたい
疲れていて、綺麗な場所に行って癒されたい!という親には、ゆっくり綺麗な場所にいる時間を作ってあげてください。
北海道の地平線とか、沖縄の海とか、神戸の夜景とか。
一般的な観光スポットもオススメです。
ここで注意してほしいのは、観光地を連れ回さないことです。
目的が癒されることですからね。色々移動して疲れてしまっては本末転倒です。
また、身体を休めたい親には、温泉とか、マッサージとか、ビーチでゆっくり過ごせたりできるところがいいですね。
あとは、美味しい食べ物とか、ふかふかの布団があれば最高です。
このタイプの親との旅行では、ゆったりした工程で、癒しを最優先するということを忘れないでください。
まとめ
今回は、絶対に後悔しない親孝行旅行をするために考えるたった1つのことを伝えてきました。
親の求める感情とは何かを考えること。今まで意外としてこなかったのではないでしょうか。
この考え方は、実は親孝行だけでなく、他の人との旅行やビジネスにも活かせるので、ぜひ覚えておいてほしいと思います。
では、親との最高の旅行を楽しんできてくださいね。